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学習で植えてあるものを食べるプログラム

先日、幼稚園にこどもを送っていったら
園にいる友人から、どうやら園庭で植えている「さくらんぼ」を近々も食べさせるつもりらしい。

ちょっとびっくりして園長と話すことになった。
実のところ、原発事故の影響で
再三「園庭のものを食べさせるのは問題あり」と、口頭でも、手紙でも、調査票でも
話していて、
拭き掃除をやってくれたり、風の強い日は園庭に水をまくなど、努力をしてはいるのだけど
放射能に対する警戒度。もしかしたらの警戒度は低い。
この園は「こどもが自分でやりたいことができるように」。その手助けをしてくれる園。
行事に関しても、普段の延長線上の中で疲労がでないように努力してくださっていて
運動会も、晴れの舞台、本番ということがなく、毎日が運動会で
こどもたちが運動会やろう! といえば、何回でもやる園なのだ。
ある意味、やっかいなところ(親には)あるけど、こどもにとっては最高で
わたしにとってはここちよい幼稚園だった。
いわゆる都会にありながらどろまみれ。。みたいな。。。
食べ物に関してもなるべく添加物が入っていないおやつや、
有機無農薬などを意識し、よごれた食器も新聞紙で拭いてから洗うようなところ。。

それだけに、こんどの事故が起こって、ちょっとわたしもどうしたらよいのかと考えた。
話は聞いてくれるし、やれることはやってくれるのだけど
「これがちょっと危険」っていう匂いはかぎ分けられず、おまけに気にしている人だけにしか(言ってくる人だけ。
放射能がもしかしたら心配? ということで)言ってこないということで
ちょっと面倒なのだ。

で、とにかく園長に直接お話と、お迎え前15分間でぱぱっと書いた手紙を渡した。

その内容↓

個人的な意見をいえば、自分のうちで管理している場合は、
他人からいただいたもの、子どもの目の前でいただいたものなどについては、そのときの親としての判断で
(精神的、身体的リスクなどをじぶんなりに引き算して)こどもに食べさせてしまうこともあります。

ただ、自分のうちで食べる場合と、他のところの「意思」で、それを食べる場合とは、ケースが違うと感じます。

 私自身、放射性物質の性質や影響などを勉強して、
実際に測定したり、測定結果を見ることで、これは、影響が少ないだろう。
外国のポストハーベスト(発ガン性リスクなど)の問題を考えると、
国産の放射性物質の影響の少ない食品で有機栽培無農薬栽培、
できるだけ添加物を取らない食品を選んだりしています。

 去年の影響から考えて、東京のレベル(東西では状況も違いますが)
都内関東近辺で収穫されたものについては、ここ数年事態を把握する必要があると感じています。

 特に、実際に精度の高い食品を検出する機械で測定した結果を見ると
(文科省から宅配業者、市民測定室などの)、
福島周辺から静岡より東(山梨長野の一部も)にかけての果実類(ハウス以外のみかんやキーウィ)、
とくにベリー類(さくらんぼも含む)、
山菜、野草、根菜(れんこんやさつまいもなど)、
木の実(栗)で、微量ながらも検出しているのが現状です。
 それを一回だけ食べた。一口食べた。影響は少ないでしょ? というのは、
どうかなと私は思っています。自分の判断(親)で口にするのは、問題ないと思います。

 添加物も農薬も、放射性物質も、目に見えない、影響がただちに出ないという点で似ています。

特に、都内の果実類では、微量ですがほとんど出ています。
狭山茶などでも、かなり出ています。

添加物のものを出していない幼稚園だからこそ、
こどもの内面だけでなく身体的な面まで考えてくれている幼稚園だからこそ、
数年はこの件に関して通り過ぎないでほしい。
聞いてしまったのに、素通りしてほしくないというのが私の気持です。

また、特に他のお母さん方に不安をあおるのではなく、
これは事実として、気軽に保護者会などで話せたらよいのではないかと思います。

新宿区や豊島区の学校、幼稚園、保育園などでは、学校で栽培した、育ってるものを食べる際は、
測定するか。測定していないものに関しては、食べる食べないの判断は親に任せるとしています。
もちろん、栽培する、自然を愛するそういうプログラムは大事だと考えています。
わたしも、いうまでもなく自然への興味を失いたくないです。大事にしたいと考えています。

できれば、幼稚園でも、前向きに、こどものやりたいことがつながっていくように考えていただきたいと思います。


というような内容の手紙を渡しました。結果的に、わたしたち親の思いが通じたのか今年は食べないことになったようです。

本当に、この事故のおかげで、いままで良かれと思っていた自然へのアクション。
学校や普段の生活の中でのちょっとした自然への接触が難しい。

食べないから大丈夫かなとか。
植物の中の放射性物質を外に出さなければ問題ないかもしれない。
扱い方を考えれば、なんとかこういうことはできるかもしれないな。
とか。
自然が大好きなわたしは、いつも考えている。
どこからか楠の木の匂いがしてきたり、花や植物の成長や姿に感動する心までは
放射性物質は姿を消します。
でも、なぜだか、感動して、胸から、奥底からじーーーんと涙というか
こみあげてくる。
こういうとき、移住とか頭を横切るのだけれど、
どうなのだろう。。。
立ち止まってしまう。。

手紙でも書いたけれど、
私の中では、もしかしたら、自分の管理下の中で食べさせてしまうかもしれない時は
あるかもしれないと、正直思う。

なるべくリスクを減らしたいだけに、避けられるものなら、さらーーーと避けたいけど。
目の前で見せびらかされるストレスやらいろいろ。。そのときの、いろんなことが重なってしまったとき、
絶対避けなければならないかとは、実は考えていない。

量的にもたくさんで
おそろしく、高いベクレルではなければ、
この状況下にいるならば
こどもの精神的なものを優先してしまうこともあるなと思った。

でも、こういうことで自然への興味というか、観察というか、共存するというか
きっかけというようなことを失ってほしくないと思う。
私的には、観察して、とったりして、ながめたり、観察したりするのはいいと思う。
扱い方やそのもって行きかた(こどもたちへの)を考えれば
食べるのは避けるとして、いろんな接触の仕方があるのではないかと思う。
だから、だめだめ! じゃあ、それなら禁止という具合にあまりもっていきたくない。
禁止と言う制限は、結構、ある意味、別のものを閉ざしていくからだ。

余談ですが、給食は食べていないけど、様子見中です。
先日学校の個人面談も話したけれど。
もうちょっと、傾向をつかんだら、給食に戻すかもしれないなと考えている。

事実、ちょこちょこ、たまに、うちの中で、これは大丈夫でしょうと解禁しているものがあったりするし。
とはいえ、給食には、放射能以外いろんな問題もあるんだけど。

どちらにしろ、身体を育てていくために、食事の面、睡眠の面を重視して、
ストレスも軽減していくという。。。
あたりまえのことを続けてやるしか。。ないなーと。いうような現状続行中。

放射能の中での暮らし方。考え中。

放射能汚染からこどもを守る みつけやさん


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